完全分離型二世帯住宅は失敗する!同居のメリットを活かす半同居型の間取りの作り方

こんにちは、持ち家ママのさやみんと申します。私は完全同居型の二世帯住宅に住んで3年目が過ぎました。住み心地としては、姑との人間関係もとりあえずは落ち着いており、まずまずといったところでしょうか。

現在二世帯住宅を検討している方にとって「同居型」なのか「分離型」なのかは重大な問題ですよね?

二世帯住宅を実際に建てている方が身近にいないと、相談も出来ずにどのようにマイホームをすすめていいのか分からない方も多いと思います。

今回は個人的な意見になりますが、完全分離型を検討している方に向けて「本当に完全分離がいいのか」を考えていきたいと思います。主観押し付けのような記事ですが、実際に住んでいる嫁の立場の意見として聞いていただけたらと思います。

まず二世帯住宅のメリットを理解しよう

最初になぜ二世帯住宅に住むのかというところを改めて考え直してみましょう。

二世帯住宅は親世代と子世代、あるいは孫世代も含めた複数の世代が一緒に一つの世帯として暮らすことです。

なぜ複数の世帯がが一緒に住むのかを考えてみると以下のようなメリットがあるからです。

二世帯住宅のメリット
  • 一緒に助け合える
  • 困った時に相談がしやすい
  • 金銭的に協力し合える
  • 一緒に暮らしているという安心感がある
  • 将来的に親の面倒を見やすい    など・・・

つまり一緒に住んで、協力し合えたり困った時に助け合えるというのが一番のメリットといえます。

だってこのメリットがなければ、普通に別世帯ですんだ方が断然にいいといえますよね?普通に一戸建てを建てた方が費用面でも負担が少ないですし。

なので個人的には「完全分離」で二世帯住宅を建てる意味がよくわからないというのが本音です。

しかし二世帯住宅を検討している方の意見を聞くと、「ほどよい距離感の完全分離型がいい」という意見をよく聞きます。

このように言う方は今まで別居をしてきて、今回から一緒に同居予定で二世帯住宅を建てるといった方が多いようです。つまり今まで一緒に暮らしたことがなく、メリットを実感していない方がこのように言っているだけで、二世帯住宅のメリットを知らずに損をしていると言えるからです。

同居を経験したことがあるなら絶対に完全分離の選択肢はありえない!

あえて結論から言いますが、完全分離型の二世帯住宅を建てるくらいなら、同じ敷地内かあるいは少し離れた場所に別棟で新築を建てた方がよっぽどいいと思うんです。

その理由はこちら

  • 一緒に住んでいるというだけでストレス
  • 会いたくないのに顔を合わせてしまうストレス
  • 完全分離という一緒の家で別に暮らす中途半端さ!

完全同居という形で私のように割り切って、徹底的に親のサポートをお願いするということならまだわかるんです。それなら自分が徹底的に子供や生活のために我慢をすることも耐えられるんです。

でも中途半端に一緒に住んでいて、それでいて別の生活。しかもどうやっても好きになれない義父母と不意に顔を合わせなければいけないくらいなら、最初から別の家で暮らしたい!と思うはずです。

そう、完全分離の二世帯住宅は中途半端の極みといえるんです!

完全分離型の二世帯住宅では二世帯住宅のメリットを全く活かせない

完全分離型の二世帯住宅は玄関もリビングもキッチン、風呂、トイレも全て別といった、家が二つあるような間取りになると思います。

そうなると結局毎日顔合わすこともなくなり、お互いの生活の様子も知らないまま同じ家で過ごすという意味のないことをしているように私は思います。それでいて庭や玄関で鉢合わせしたり、不意に義父母が訪問されるとイライラするでしょうし。

二世帯住宅のメリットは、お互いの生活状況が把握できて困った時にはお互いに助け合えるというのが素晴らしいところです。

私の二世帯住宅の現状は、子供が体調不良になった時には姑が子供の面倒を見てくれたり、仕事で大変な時には姑が家事や食事の準備を手伝ってくれたりします。

反対に姑が趣味でパソコンやスマホが分からないときには、使い方のアドバイスをしたり、旅行に行く際には、スケジュールや予定表を作ってあげたりしています。このようにお互いができる長所を活かして、それぞれサポートをし合えるといった関係ができています。

このようにお互いの世帯を補い、協力し合えることが二世帯住宅の最大のメリットといえます。

くっつくなら覚悟を決めてとことん同居をするか、嫌だと思うならきっぱり家を分けるべきだと断言します!

高いお金を出して完全分離の二世帯住宅を作るくらいなら、親の敷地内かあるいは近くの土地を新しく購入して一世帯分の新築物件を建てた方が費用も安くすみます。また下で解説するように、将来親世代がいなくなった時も無駄がなく利用しやすい家になります。

完全分離型の二世帯住宅はどちらかの世帯が住まなくなったらおしまい

家というものは誰かが住んでいるからこそ住居環境を保つことができるといえます。もしそこに誰も住まなくなった場合には、急激に劣化が進むという特徴があります。

そのため完全分離型の二世帯住宅を建てても、その一世帯分に誰も住まなくなってしまうと、あっという間に家ごと劣化してしまい、メンテナンス費用が高くかかるといううデメリットがあります。

親世帯が亡くなった後など誰かに住んでもらえればいいですが、入居の当てもないような場合、その敷地分が無駄になってしまいます。さらに劣化が進んだ内装や外装のメンテナンス費用も発生してくるため、経済面の負担も大きくなります。このような将来的なことも考えて、二世帯住宅を考えていきましょう。

メリットを生かせる半同居型の間取りは完全同居が嫌な方にもおすすめ

完全分離はおすすめしないと書きましたが、これから二世帯住宅を建てて義父母と一緒に同居を始める方にとっては、同居後の人間関係の悪化やストレスなどのリスクが怖いと感じてしまいますよね?

そんな方におすすめなのは、完全分離ではなく、半同居型(部分共有型)のように適度な距離感を保ちながら生活が出来る間取りです。

例えば、浴室やキッチンなどを共有でも、お互いの世帯がくつろげるようなリビングを1Fと2Fで2つ作ったり、それぞれのプライバシーが保てる個室を独立して作っておくなど、間取りの工夫次第で家族それぞれが安心して過ごせる二世帯住宅を作ることができます。

その部分共有型二世帯住宅を作るための間取りの工夫を少しだけお伝えしたいと思います。

玄関は一つで十分

完全分離型のように玄関は二つあった方が防犯面でも安心できるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、玄関を別にしてしまうと、全くそれぞれの生活状況が分からない完全分離型になってしまいます。こうなると上記で説明したような、二世帯住宅のメリットが全く生かせない家になってしまい、お互いが助け合ったりすることもないでしょう。

玄関は一つで十分。今誰が家の中にいて、どうしているのかがわかるような玄関にしておいた方が安心につながります。

それぞれの独立した部屋を作ろう

二世帯住宅では自分以外の人間が同じ空間にいることでストレスを感じることがたくさんあります。そうなった時に自分の時間をゆったりと過ごせるような自分の空間を作っておくと、ストレスを感じることが少なくて済みます。

特に嫁の立場では義父母に気を使ったり、窮屈に感じることも多いので、夫婦の寝室以外に自分が日中過ごすことができるよう個室を作っておくと逃げ場所がありおすすめです。

浴室や洗面所も一つで間に合う

二世帯住宅を検討すると、それぞれの空間に浴室や洗面所といった場所を作りたくなる気持ちもわかります。しかしそのような場所を作りすぎてしまうと、建築費用やメンテナンスのための費用も高くなるのであまりオススメしません。

我が家は全て浴室も洗面所も共有ですが、それぞれが時間のルールなどを決めて気持ちよく使えるように協力することで、特に問題なく利用することができています。

そもそもこのような問題でトラブルになるような場合には、二世帯住宅自体をやめた方がいいかもしれませんお互いが協力して住みやすい家庭を作っていく努力ができる家族だけが二世帯住宅で成功できると言えるでしょう。

キッチンは2つあっても良かったかも・・・

我が家は完全同居なのでキッチンも一つしかありませんが、やはり嫁姑問題でトラブルになるのは食事や家事、育児などの女メインの役割についてです。

私は今でも姑と一緒に料理をすることはストレスですが、「子どものために美味しいものを作ってあげたい」と思う気持ちは同じなので我慢して平和に過ごしています。でももし今からマイホームの間取りを変更できるならキッチンを二つにして、姑と私のものそれぞれのキッチンが2個あっても良かったと思っています。

今まで家事を長年してきた姑世代は、使う食材や調味料などにこだわりがある方が非常に多いです。そして嫁世代の私らにさまざまなアドバイスと称して苦情や文句をつけられることもしばしば。なのでキッチンは別々の方がストレスなく使うことができると思います。

まとめ

主観的な記事にはなりましたが、完全分離型の二世帯住宅は全く意味がないと思っている理由が分かっていただけたでしょうか?価値観の押し付けになってしまうかもしれませんが、実際に私は3年住んでみて、二世帯住宅のメリットを生かせないような家に住んでも意味はないと学びました。

嫁として二世帯住宅に住むならば、二世帯のメリットをとことん生かして、祖父母世代から支援をしてもらうことが重要です。そうじゃないと損しかありませんからね・・・

そもそも人間関係や価値観の違いで協力しあうのが困難な場合には、二世帯住宅を建てること自体が向いていないと思うべきです。

今回の記事は賛否両論あるかもしれませんが、私の意見として書かせてもらいました。きついことを書いてしまったかもしれませんが、それ以上に現実を知らずに二世帯住宅で失敗するリスクの方が恐ろしいと私は思います。

ぜひ二世帯住宅を検討している方の参考にしていただければと思います。読んでいただきありがとうございました。

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