こんにちは、30代の持ち家女子・さやみんです。
因みに子供は3人、元気に庭で毎日駆け回っています。(寒いけどw)
私は2人目の子供が産まれた年に、育休中を取得している期間にこの持ち家計画を実行し、念願のマイホームを一人で建てました。
こういうと周囲からは
「え~嘘~?パパは?一緒に建てたんでしょ?」
と疑いの目で見られますが、旦那は本当に打ち合わせに一度も言ったことがありません。
物件や土地の下見も全部私、もちろん1年近くかかった打ち合わせも、住宅ローンの審査から契約まで全部自分一人。
地鎮祭にだけ旦那は顔を出しています(笑)

こちらは地鎮祭の時の写真。(おばあちゃんも参加w)
抱っこしているのがまだ生後半年くらいの2番目の子です。
一応地鎮祭の時の名前は旦那にしましたが、施工工事の看板はもろ私のフルネームが表示されて、近所の人に不審がられたという経緯もあります(笑)
女性が結婚したばかりや子育て中は住宅ローンは無理?
女性で結婚や妊娠子育てでライフイベントまっただ中の期間は家を買うことは無理なのでしょうか?
働くこともまともにできないため、マイホームは諦めるしかないと考えている方もいるかもしれませんが、実際に私が住宅ローンを申請して契約からマイホームの購入まで行った期間がまさに
「2人目の子供を産んだ年」
のことでした。
2人目の子供が半年ぐらいの時に、上記の画像にあるような格好で、抱っこ紐でおんぶしながら土地探しやまゆホームホームメーカーとの打ち合わせに周り歩きました。
「そんな大変な時期に・・・」
と思うかもしれませんが、逆に言うとこの育休中の期間は、時間的に余裕もあり、住宅ローンを比較したり、土地を探したり、ホームメーカーを決めたりといった、じっくり考えたいという方にオススメの時期といえるのです。
しかし、ネックになるのが収入ですよね?
働いていない分収入も減ってしまうため、住宅ローンの審査に通りづらくなるのはないかという不安は確かにわかります。
では、私が実際に住宅ローン審査に受かった方法と審査の時期についてお伝えしたいと思います。
既婚女性が住宅ローン審査に受かりやすい時期とダメな時期
私は住宅ローンの審査は子供が産まれて約半年ぐらいの時にホームメーカーを通して審査を受けました。
その時に審査に必要な書類として持ってくるように言われたのが昨年度の源泉徴収票でした。
この「昨年度」というのがポイントです。
源泉徴収票の年収って、その年の一から12月までの年収などが記載されていますよね?
うまいことに、私の子供は早生まれです。
そのため、昨年度は1月から12月までフルタイムで働いていたことで年収が100%の状態で記載されている源泉徴収票が手元にあったのです。
これがもし育休中で、50%程度の年収しかなかった場合には、きっと住宅ローンの審査には通らなかったと思います。
自分的にも狙ったわけではなかったのですが、本当にこのタイミングでしか家を建てることはできなかったと思うほどベストなタイミングだったと思います
つまり女性が結婚や妊娠、出産に絡ませて、住宅ローンの審査を受けたい場合には注意するべきことがあるんです。
- 丸々1年働いて100%の年収がある年の翌月が住宅ローン審査にベスト!
- その収入が証拠として残る源泉徴収票などを手元に取っておく
- 妊娠・出産を考えている場合には、育休・産休の時が時間的な余裕もあり、前年の年収もあるためおススメ!
長い人生において、住宅ローンまで考慮した将来設計というのはなかなか難しいかもしれませんか、本気で住宅ローンを利用して「家を持ちたい」と考える場合には、何歳まで働き、その何歳で出産を予定するのか、そしていつからいつまで育休を取得し、家をいつ建てるかまできっちり考えておくことが、女性がマイホームを購入するのに重要になってくるのです。
- 前年の収入が100%ある(育休や産休などでマイナスになっていない)
- 現役で仕事をしている
- 産休育休中でも、将来設計を詳しく明確化しておくことで審査に通りやすくすることができる!
将来の住宅ローンの支払い計画を詳細に伝える
住宅ローンの審査で年収がクリア出来そうだからといって、すぐに住宅ローンを借りることができる訳ではありません。
女性というだけで、ローンの担当者からは
- 今後の出産予定
- 専業主婦になるつもりはあるのか?
- 仕事を定年まで続けるのか
- ダンナの年収・職業
など様々な質問をされることになります。
これが男性だったら、当然のように「一生涯働き続ける」という考え方で簡単に審査も通るのでしょうが、女性っていうだけで
「仕事はずっとしないだろう」「家庭に入るかもしれない」「子育て子供が生まれたら仕事を辞めるかもしれない」と言った一方的で偏見的な考え方のせいで、住宅ローンを借りるということが難しくなってしまうのです。
男だっていつ仕事を辞めるかなんてわからないのに・・・(これも男女差別に当たるかもですね、すいません・・・)
そこで事前に、あなた自身がどのように住宅ローンの返済計画を立てて、この先の将来設計として結婚や出産などのライフプランを考えているかをきちんと説明できるようにしておくことが重要です。
何も嘘をつく必要はないんです。
ここで「将来のことはよく分かりません」というより、子供は何人欲しくて何歳で仕事復帰をして、その後はずっと働き続けるつもりです、という返済の意思を示すことが担当者を信頼してもらうコツと言えます。
女性は住宅ローン審査において「信頼してもらうこと」が何より大事
女性の住宅ローンの審査で何が大事だと思いますか?
確かに仕事や年収といった事情も大事ですが、結局はその住宅ローンの担当者からいかに信頼してもらえるかということが重要になってきます。
担当者がローンの審査をするわけでもないのになぜって?
その担当者が、「あなたに持ったイメージ」によって審査に影響を及ぼすということは事実だからです。
担当者があなたのことをいい加減な人間で将来のことを何も考えてないように思っていたら、きっとその審査は通らないでしょう。
しかし、年収はギリギリでも一生懸命払う意思があり、将来のこともしっかり考えているような女性であれば、もしかしたらあなたのことを信頼してローン審査においてもプラスの影響があるかもしれません。
そういったことも考え、担当者とは敵意を持って話すのではなく「いかに自分を信頼してもらえるか」といった自分をプレゼンするような視点で関わっていくようにしましょう。
ちなみに私も担当者にはイラっとしたこともありましたが、あえて我慢をしてお話をさせてもらった結果、見事第1希望の銀行の住宅ローンに受かることができました。
その後担当者とはいろいろ相談ができるような仲にもなり、ローンの借り入れについても色々相談ができて助かりました。
住宅ローンを使うのであれば、その担当者さんとは長い付き合いになります。
そのことを忘れず、誠意を持った態度で臨むようにしてください。
まとめ:既婚女性でもタイミングとコツを知れば住宅ローンに受かる可能性は十分にある!
長くなりましたのでまとめます。
女性でも、結婚してようが、子供がいようが住宅ローン審査に受かる可能性は十分にあります。
むしろ審査に重要なのはそんなことではなくて、
「真面目に働いている証明」と「これからの返済能力」と「ローンを返済する意志と計画」です。
それを担当者に証明するために出来ることをここで紹介させてもらいました。
ぜひマイホーム購入に踏み切れないという方は、チャンスを逃さずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?